Android Autoとは?利用できる機能や車種、アプリについて解説

Android Autoとは?利用できる機能や車種、アプリについて解説
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2023.08.30

「車両のカーナビとスマホを連携させたい」、「Googleマップをカーナビとして使えたら良いのに」と考える方は多いのではないでしょうか。実はそのような要望に応えて、Android™のスマホには、Android Autoという機能が搭載されています。

Android Autoは、Androidのスマホをカーナビやステレオなどの車載機器と接続する機能です。カーナビのようにGoogleマップを表示したり、音声操作でテキストメッセージを送信したり、ハンズフリー通話ができるほかにも、さまざまな機能があります。

2023年1月現在、Android Autoは500車種以上で利用でき、ステレオ機器・カーナビも幅広い機種が対応しています。

今回は便利なAndroid Autoについて、使い方や注意点を詳しく解説していきます。

目次

Android Autoとはどんな機能?使える機能や活用法

Android Autoは、Androidのスマホを車載機器に接続してAndroidアプリを利用する機能です。

Android Autoの機能は多彩で、カーナビの代わりにGoogleマップを表示したり、ハンズフリーで運転中でも安全に電話応対ができたり、Googleアシスタントを使って音声で操作し、テキストメッセージを送信したりできます。

また、ドライブのお供にストリーミング配信の音楽を再生したり、ニュースを流したり、オーディオブックを聞いたりできる機能もあります。

さらに、Googleアシスタントによる不在着信のリマインダーや到着予定時刻の共有、音楽やポッドキャスト再生への即時アクセスなど、安全な運転に適したコミュニケーションやエンターテインメント機能が充実しています。

使い慣れたスマホのアプリが使えることや、運転中でも楽しめるコンテンツが豊富なことが、Android Autoの特長といえるでしょう。

Android Autoを利用することで、車両で移動しているときのスキマ時間を使ってオーディオブックで勉強をしたり、運転中にかかってきた電話に音声でテキストメッセージを返したりと、運転しながらでも安全にスマホが活用できます。

ほかにも、スマホを車両の鍵として利用し、家族や友人に共有もできるデジタルキーという機能もあり、現在はBMWでサポートされています。PixelシリーズとiPhoneで利用できますが、今後はGalaxyやXiaomiでも利用できる予定です。

Android Auto対応車種や接続方法

Android Autoを利用するには、カーナビやステレオなどの車載機器がAndroid Auto対応機種である必要があります。

現在、500種類以上の車種・機種に対応していますが、利用できるかどうかは車両の販売地域や、購入時の標準装備・オプション装備の選択によって異なります。一覧にあっても利用できないケースがあるので、中古車や輸入車の場合は特に注意が必要です。

対応している車種・機種についてはこちらと各メーカーのページをご参照ください。

一方、車両と連携するためのスマホは、Androidを搭載しているスマホであれば、ほとんどAndroid Autoに対応しています。

Android Autoを使うときには、まずOSのバージョンを確かめましょう。Android搭載スマホのOSのバージョンが、Android 9以下の場合は、「Android Auto」アプリをインストールする必要があります。

OSのバージョンがAndroid 10以上であれば、Android Autoは標準搭載されているため、「Android Auto」アプリのインストールは必要ありません。

Android Autoは、基本的にUSBケーブルでスマホと車載機器(ステレオ、カーナビ)を接続して利用します。

一部の車種や車載機器ではBluetooth®を使ってワイヤレス接続が可能です。Android Autoをワイヤレス接続したい場合はディーラーやメーカーに確認しましょう。

Bluetoothについてはこちらをご参照ください。

Android Autoの対応アプリ

Android Autoは、Googleマップや各種音楽アプリのほか、オーディオブックやスケジューラー、チャットアプリ、ニュースアプリなど、幅広いアプリに対応しています。

Googleアシスタントを利用することで、音声でアプリを操作し、運転しながらニュースを流したり、オーディオブックを聞いたりして楽しむことができます。

カーナビアプリはGoogleマップのほか、日本国内のナビではNAVITIMEにも対応しています。チャットアプリはWhatsAppやMessenger、Skypeに対応していますが、LINEには対応していません。

音楽アプリはYouTube Musicのほか、SpotifyやAmazon Musicにも対応しています。

対応するアプリは適宜増えているので、詳しくはGoogle Playの「Android Auto Essentials」を確認してください。

Android Auto対応アプリについてはこちらをご参照ください。

Android Autoのメリット・デメリット

Android Autoのメリットは、なんといってもGoogleアシスタントの音声操作でナビが操作できる点です。Googleマップでカーナビが利用できるので、最新の情報がわかりやすく、渋滞情報も正確で、混雑を避けてドライブが楽しめます。

また、音声でアプリを操作できるので、運転中でも安全にアプリを切り替えたり、メッセージアプリで返信したりできます。

一方デメリットは、毎回スマホを車両や車載機器に接続する必要があり、つないでいる間はAndroid Auto以外の利用ができなくなる点です。

また、音楽を聞いたりポッドキャストや音声通話をしたりすると、データ利用量が多くなる点にも注意しましょう。

Android Autoがつながらない場合の対処法と利用時の注意点

対応している車種・機種なのに、車両や車載機器とAndroid Autoがつながらない場合は、以下の対処法を試してみましょう。

これらの操作は、必ず車両を停車させた状態で行ってください。運転しながらスマホや車載機器を操作すると、道路交通法の違反行為となってしまいます。

また、車両や車載機器に搭載されているファームウェアのバージョンアップは、失敗すると大きなトラブルの原因になります。手順がわかりにくい場合や自信がない場合は、メーカーやディーラーに問い合わせ、対応を依頼するのがおすすめです。

1)Android Auto対応車種、機種であることを確認し、必要であればファームウェアのバージョンアップをする
Android Autoを利用するには、一部の車種・機種ではファームウェアをアップデートして、バージョンアップする必要があります。マニュアルにしたがってアップデートするか、自信がない場合はディーラーに問い合わせてください。

2)USBケーブルは1m以下で、品質の高いケーブルを使う
USBケーブルは、1m以下のものが適しています。また、しっかりとしたメーカー保証がある、品質の高いケーブルを使ってください。断線していないことも併せて確認しましょう。

3)2台目以降の車両に接続できない場合、一度取り外し、Android Autoアプリで「新しい車の追加」をオフにする
車両からスマホを取り外し、Android Autoアプリを起動して、「設定>接続済みの車」をタップします。続いて、「Android Autoに新しい車を追加」のチェックボックスをオフにします。その状態で、再度スマホを車両に接続してみてください。

Android Autoが故障したときの対処法

接続していたAndroid Autoが急に応答しなくなったときや、車載機器が反応しなくなったときは、以下の対処法を試してみましょう。

1)登録済みの車両や車載機器とスマホが上手く接続しない場合
一度スマホを車両から取り外し、再起動してからつなぎなおすと、直ることがあります。また、スマホに接続しているほかのBluetooth機器を切断し、車両とスマホだけをつないだり、車両のエンジンを一度切ってかけ直したりすると、つながることがあります。

2)ファームウェアを長期間アップデートしていない場合
車両や車載機器のファームウェアをアップデートすることで、直る場合があります。ファームウェアのアップデートについては、ディーラーやメーカーに確認し、自信がない場合は対応を依頼しましょう。

3)機器が故障している場合
何度つなぎ直しても接続しない場合、車両や車載機器が故障している可能性があります。どうしても直らないときは、カーナビメーカーやディーラーに問い合わせてみましょう。

その際に、エラーコード等が表示されている場合はメモなどに記録しておくと、対応がよりスムーズになるでしょう。

快適なドライブにAndroid Autoを活用しよう!ドライブで音楽を楽しむなら楽天モバイル

Android Autoを利用すれば、Googleアシスタントを使って、ハンズフリーでさまざまな操作ができるようになります。

特に運転中でも音声操作で簡単にストリーミング配信の音楽を楽しんだり、ポッドキャストを再生したり、オーディオブックを聞いたり、楽しいドライブを満喫できるでしょう。

ただし、ストリーミング配信を利用すると、データ利用量も多くなってしまいます。そこでおすすめなのが、データつなぎ放題の楽天モバイルです。

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