スマホからパソコンに写真を送るには?iPhoneとAndroid™のケース別に解説

スマホからパソコンに写真を送るには?iPhoneとAndroid™のケース別に解説
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2025.01.06

スマホに保存されている写真をパソコンに送る方法は、いくつかあります。

USBケーブルがない場合は、Bluetooth®やアプリを使って写真を送ることもでき、別途ケーブルを購入する必要がありません。

そこで今回は、スマホからパソコンに写真を送るための6つの方法を紹介します。手軽に写真を転送したいときは、ぜひ参考にしてください。

目次

スマホからパソコンに写真を送るための6つの方法

スマホからパソコンに写真を送る方法は、以下の6つがあります。

  • USBケーブルを利用して有線で送る
  • クラウドストレージを利用する
  • AirDrop、クイック共有を利用する
  • Bluetooth機能を利用する
  • ファイル転送アプリを利用する
  • LINE Keepメモを利用する

iPhone とAndroidで写真を移動する方法が異なるため、利用しているスマホやUSBケーブルの有無など、現在の手元の環境に合った方法を選びましょう。

USBケーブルを利用して写真をパソコンに送る

USBケーブルを利用すると転送が早く、アプリのインストールなども不要で、簡単に写真を送ることができます。

・iPhoneからUSBケーブルで写真を転送する
iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぐと、iPhoneの画面にポップアップが表示されます。「許可」をタップしてください。

iPhoneのパスコードを入力します。

接続できると、パソコンにiPhoneが表示されます。

フォルダを開くと、写真やメモなどのファイルを直接閲覧できます。パソコンに移動したい写真を選択し、任意のフォルダにドラッグアンドドロップで移動しましょう。

・AndroidからUSBケーブルで写真を転送する
AndroidとパソコンをUSBケーブルで接続すると、メッセージセンターに通知が表示されます。表示されている通知をタップして、設定に移動してください。

「USBの設定」画面で「ファイル転送/Android Auto」をタップします。

パソコンにAndroidのフォルダが表示されます。Androidのフォルダを開くと、内部ストレージにアクセスできます。

写真は標準アプリの場合は「DCIM」に保存されていますが、別の写真アプリを利用した場合、「Pictures」や「Documents」などに保存されていることもあります。

・注意点
スマホの写真をパソコンに移動するときに利用するUSBケーブルは、データ転送に対応しているものを利用しましょう。特にiPhoneからパソコンに写真を移動する場合は、Apple社の純正品、またはMFi認証のラベルがあるケーブルを選ぶのがおすすめです。

100円ショップなどで販売されている安価なケーブルは、充電専用でデータ転送ができないことがあるため、注意しましょう。

クラウドストレージを利用して写真をパソコンに送る

iCloudやGoogleフォトなどのクラウドストレージを利用することで、スマホとパソコンのストレージの一部を同期して写真を移動する方法です。

初期設定では、Wi-Fi®を利用できる環境にいると自動で同期するように設定されていることが多く、保存の手間がかからず、忘れてしまうこともありません。

・iPhoneとiCloudの同期方法
「設定>Apple ID>iCloud」の順にタップします。

はじめてiCloudを利用する場合、以下のような画面が表示されるので「続ける」をタップしてください。

「iCloud」の画面で「写真」が「オン」になっているのを確認します。通常、初期設定では「オン」になっています。

もし「オフ」になっている場合は「写真」をタップし、「iCloud写真」画面で「このiPhoneを同期」のスイッチをタップし、オンにします。

iCloudの使い方については、こちらをご確認ください。

・AndroidとGoogle フォトの同期方法
「Googleフォト」アプリを起動し、右上のアイコンをタップします。

「フォトの設定」をタップします。

「バックアップ」をタップします。

「バックアップ」画面で、「バックアップ」のスイッチを右にスワイプしてオンにします。

Googleフォトの使い方については、こちらをご確認ください。

・注意点
写真の枚数が多すぎると、クラウドストレージの容量をあっという間に消費してしまいます。ストレージ容量を追加すると毎月の費用が発生します。またクラウドストレージに保存する際、画像が圧縮され劣化しないように設定にも注意が必要です。

AirDrop、クイック共有を利用して写真をパソコンに送る

・iPhoneのAirDrop
iPhoneのAirDropを利用することで、Bluetooth接続を通じてmacOSが搭載されているパソコンにデータを送る方法です。AirDropはWindowsには対応していません。

AirDropの使い方については、こちらをご確認ください。

・Androidのクイック共有(Nearby Share)
Androidのクイック共有を利用することで、Windows用クイック共有アプリがインストールされているパソコンにワイヤレスでデータを共有できます。クイック共有はmacOSやiOSには対応していません。

クイック共有(Nearby Share)の使い方については、こちらをご確認ください。

・注意点
AirDropやクイック共有は、相手が写真の受信を許可すると、送信途中で中断できません。また写真を1枚ずつ送ることになるため、大量の写真の送信には適していません。

Bluetooth機能を利用して写真をパソコンに送る

Wi-Fiがない環境でも、AndroidのスマホはBluetooth接続によってWindowsパソコンやMacにファイルを送信できます。

1)パソコンとAndroidのスマホをペアリングする
WindowsパソコンもしくはMacとAndroidのスマホをペアリングします。

2)Windowsの場合、Bluetoothの受信モードをオンにする
アイコントレーにあるBluetoothのアイコンを右クリックし、表示されたメニューから「ファイルの受信」をクリックします。

以下の待機画面が表示されたら、スマホの操作に移動します。

※Macでは上記の操作は不要です。

3)スマホからBluetoothで共有する
共有したいファイルを選び、共有アイコンをタップすると、共有先や共有方法が表示されます。

リストからBluetoothのアイコンをタップしてください。

共有が始まると、Androidとパソコンの画面に転送の進捗が表示されます。

4)受信したファイルの保存先を選択する
ファイルの受信が終わると、受信したファイルの保存先の選択画面が表示されます。保存したい場所を選んで「完了」をクリックすると、ファイルが保存されます。

・注意点
iPhoneはBluetoothを利用したデータ転送に対応していません。また、デスクトップパソコンの場合はBluetooth機能が搭載されていないことがあります。

Bluetoothの転送はWi-Fiより転送が遅くなりやすく、またひとつずつシェアすることになるので、大量の写真データを移動したいときには適しません。

ファイル転送アプリを利用して写真をパソコンに送る

・Androidで「Windowsにリンク」を使って送る方法
Windowsには、「Windowsにリンク」というデスクトップアプリがあります。AndroidとiPhoneのどちらもアプリの利用はできますが、iPhoneではファイルの転送が利用できません。

セットアップをする前に、スマホに「Windowsにリンク」アプリをインストールして、Bluetoothをオンにし、パソコンと同じWi-Fiに接続しておきましょう。

1)「スマートフォン連携」アプリを起動する
Windowsで「スマートフォン連携」アプリを起動し、「デバイスの追加」から追加したいスマホのOSを選んでクリックします。

2)ペアリングする
スマホの「Windowsにリンク」アプリから、パソコン画面に表示されているQRコードをスキャンして、Bluetoothのペアリングを行います。

もし事前にパソコンとスマホをBluetoothでペアリング済みの場合、「Windowsにリンク」が使えないので、一度ペアリングを削除してください。

3)アプリからドラッグアンドドロップでファイルを移動する
「フォト」のタブからスマホに保存されている写真の一覧が表示されるので、パソコンに送りたい写真をドラッグし、任意のフォルダにドロップしてください。

・Windowsで「フォト」を使ってiPhoneから写真を送る方法
iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、Windowsのパソコンで「フォト」を起動します。

1)フォトの画面右上のインポートをクリックし、ケーブルで接続しているデバイス名をクリックする

2)写真が同期されたら移動したい写真を選択する
同期された写真が一覧で表示されます。パソコンに送りたい写真をクリックし、「〇項目の追加」をクリックします。

3)保存先を選ぶ
パソコンの保存先として指定したいフォルダを選び、「インポート」をクリックすると、パソコンに写真を送れます。

・注意点
スマホのOSによって利用できないアプリがあります。基本的にAndroidは「Windowsにリンク」、iPhoneは「iTunes」か「Finder」を利用するのがおすすめです。

LINE Keepメモを利用して写真をパソコンに送る

LINE Keepメモを使うことで、LINEを経由して写真をパソコンに送れます。LINEを利用して写真を送る場合、事前にパソコンにデスクトップ版のLINEをインストールし、アカウントにログインしておく必要があります。

1)LINE Keepメモを開き、画像を投稿する
「LINE」アプリのホームで「LINE Keepメモ」のアイコンをタップします。

チャット欄で画像アイコンをタップします。

投稿したい画像を選択し、送信ボタンをタップします。

2)デスクトップ版LINEからダウンロードする
デスクトップ版LINEからKeepメモのトークを開き、共有した画像の下にある「保存」もしくは「名前を付けて保存」をクリックします。「ダウンロード」フォルダにファイルが保存されます。

・注意点
パソコンからLINEにログインする必要があるため、デスクトップ版LINEのセットアップをする手間がかかります。また、共有した写真をダウンロードして保存する必要もあり、ほかの共有方法と比較すると一手間かかってしまいます。

スマホからパソコンに写真を送るメリット

スマホからパソコンに写真を送るメリットは、大きく4つあります。

  1. たくさんの写真が保存できる
  2. 大きい画面と専用アプリで高度な編集ができる
  3. 大量の写真を管理しやすくなる
  4. スマホを新しくしたときの写真の保存と移動が簡単

スマホからパソコンに写真を送るデメリット

スマホからパソコンに写真を送るデメリットは、大きく5つあります。

  1. 写真を共有しにくい
  2. 写真管理にパソコンが必須になる
  3. パソコンが故障するとデータが消える可能性がある
  4. パソコンのストレージを圧迫する
  5. クラウドストレージの費用がかかるケースがある

故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+については、こちらをご確認ください。

パソコンに写真を送ってもスマホのストレージが不足する場合は買い替えも検討しよう

パソコンに写真を送ることで、スマホ本体のストレージの節約や高度な編集、たくさんの写真を一元管理することができます。

旅行中や外出先など、USBケーブルが手元にないシーンでも写真の移動ができる方法があるため、手軽に転送できます。

ただし、クラウドストレージを使ってパソコンに写真を送る場合は、データ利用量に注意が必要です。毎月のデータ容量が決まっている料金プランの場合、データ利用量の上限を超えてしまうと、データ通信速度に制限がかかってしまいます。

また、たびたびパソコンに写真を送ってもスマホ本体のストレージが不足する場合は、使い方とスマホ本体のストレージ容量があっていない状態です。大容量のクラウドストレージを契約するよりも、スマホ本体を買い替える方がおトクになることもあります。

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