ストリーミングとは?仕組みを理解して動画・音楽を存分に楽しもう

ストリーミングとは?仕組みを理解して動画・音楽を存分に楽しもう
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2022.01.11

「いつも使っているけど、ストリーミングってどういう意味だろう」と疑問に思ったことはありませんか。

ストリーミングとは動画・音楽の再生方法のひとつです。「すぐ再生される」、「スマホやパソコンにデータが残らない」といった特徴があります。

最近は映画やアニメ、音楽などのエンタメ型の配信サービスが充実しており、ストリーミングによりコンテンツを楽しむ人が増えています。

ストリーミングをうまく活用すると、待ち時間なくコンテンツを再生できます。データの保存を行わないため、ストレージ(データを保存しておく領域)の空き容量も減りません。

今回は、ストリーミング再生の仕組みやメリット・デメリットについて、くわしく解説していきます。

目次

ストリーミングとは動画・音楽の再生方法のひとつ

ストリーミングとは、インターネットに接続してダウンロードをしながら動画や音楽を再生する方法です。

一例として、YouTubeなどの動画配信サイトやApple Musicなどの音楽配信サービスには、基本的にストリーミングが使われています。

ストリーミングには2つのメリットがあります。

  • 待ち時間なく再生できる
  • ストレージの容量を使用しない

再生ボタンをタップするとすぐに動画や音楽の再生が開始する気軽さが、ストリーミングの魅力です。

一方で、再生するたびにオンラインにあるファイルの読み込みが発生し、データ容量を消費するデメリットもあります。その点を踏まえて、ストリーミングのメリットについてくわしく見ていきましょう。

待ち時間なしですぐに再生できる

ストリーミングは、音楽だけでなくデータ容量の消費が多くなりがちな動画であっても、再生ボタンを押すと読み込みが完了しなくても視聴が開始できます。

このストリーミングの技術は、ひとつのコンテンツを細かく分割して、順次読み込みを行いながら、先にダウンロードが終わったものから再生を行う仕組みになっています。

分割されたデータは再生速度よりも早く読み込まれるので、分割を意識せず、途切れることなくスムーズに動画や音楽を視聴できます。

データ通信環境が良好であるほど、途切れのない再生ができ、タイムラグも発生しにくくなり、快適です。時間が限られる通勤・通学の最中や休憩の合間に楽しみたい場合は、ストリーミング再生がおすすめです。

ストレージの空き容量を必要としない

ストリーミング再生の場合、データがスマホやパソコンのストレージに保存されないので、ストレージの空き容量を気にする必要がありません。再生のためにダウンロードされたデータは一時的なファイルなので、再生後は自動的に消去されます。

「データの保存をしすぎて、スマホの動きが悪くなってしまった」ということや「ストレージ容量が常にいっぱいで、なにかをするたびにデータを消去しなければならない」というわずらわしさがありません。

ダウンロードとストリーミングの違いは?

ストリーミングと対照的な再生方法に「ダウンロード」があります。インターネット上のデータをダウンロードして、スマホやパソコンに保存し、そのデータファイルを再生する方法です。

一度ダウンロードすれば、次回以降、必要なデータがすべて揃っているため、再生時にタイムラグがなく、データ通信も行われません。

電波の届きづらい場所での利用はもちろん、機内モードなどのインターネット接続を行わない環境での「オフライン再生」も可能です。

しかし、ダウンロードの完了までは再生できず、データの大きさによっては長い待機時間が必要です。とくにデータ容量の消費が大きい動画は、再生するまでに時間がかかります。

一方、ストリーミングは通常のダウンロードとは異なり、読み込みと再生を同時に進めるため、通信環境が良好であれば待ち時間がなく、スムーズな視聴ができます。

また、データがスマホに保存されないので、ストレージ容量を圧迫することもありません。ダウンロードのデメリットである「再生開始まで待機する時間が必要」な点を解消できる技術といえるでしょう。

ストリーミングとダウンロードの比較

ストリーミングとダウンロードの違いを理解しておくと、配信サービスの登録先に迷ったとき、採用している再生方法を選択基準のひとつに加えることができます。

再生方法による比較

ストリーミング

ダウンロード

リアルタイム再生

できる

できない

ストレージ空き容量

不要

必要

オフライン再生

できない

できる

データ通信

その都度必要

ダウンロード時のみ必要

スマホのストレージ容量を圧迫したくない、思い立った時にすぐに動画や音楽を視聴したいという人には、ストリーミングが適しています。

データ通信をあまりしたくない、何度も観たい動画や聴きたい音楽が決まっているという人には、ダウンロードが向いているでしょう。

YouTubeやApple Musicはストリーミング再生とダウンロードに対応

動画共有サービス「YouTube」と、Appleの音楽配信サービス「Apple Music」は、ストリーミング再生に対応しています。お気に入りの動画や音楽を、その場で再生できる利便性が人気です。

YouTubeとApple Musicはどちらも動画・楽曲の数が豊富にあり、ストリーミングによって聞きたいと思ったコンテンツをすぐに楽しめます。

この2つのサービスはストリーミング以外に、動画や音楽のダウンロードにも対応しています。必要に応じてストリーミングとダウンロードを使い分けることで、利用したい環境に合わせて柔軟に利用方法を変えられます。

ただし、ダウンロードの条件や保存に関して、いくつか注意したいポイントがあります。YouTubeは有料であるYouTube Premiumメンバーシップでなければダウンロード機能が利用できません。

また、Apple Musicは、解約するとすべてのダウンロードデータが利用できなくなります。

ストリーミング再生のデメリット

再生ボタンを押した直後に動画や音楽が流れ、すぐに楽しめるストリーミングですが、デメリットも存在します。

      1. 画質の低下や再生の中断
        ストリーミングは、再生時のデータ速度や通信環境に影響を受けやすいため、地下などの電波が届きにくい場所では、再生に支障が出ることがあります。

        通信環境が不安定だと、動画や音楽が再生の途中で止まってしまう現象が起きます。

        データ容量の小さい音楽では起こりづらい現象ですが、動画の場合は再生中に停止するだけでなく、動画の画質が低下するケースもあります。

      2. データ容量の消費
        ストリーミングは、再生するたびにデータ容量を消費してしまいます。たとえば1GBのデータ容量の範囲内で可能な操作は、主に以下の数値が目安です。
        • YouTube(HD画質):約1.4時間
        • 電子書籍(マンガ):約20冊
        • Webページ(Yahoo!などのニュースサイト):約6,600回表示

知っておきたいデータ容量の目安はこちら

Wi-Fi環境下でも通信制限を受けるケースがある

多くのモバイルWi-Fiや置き型のホームWi-Fiでは、データ通信の混雑を避けるために、一定期間のデータ通信量を監視して通信制限を設けています。

そのため、Wi-Fi環境であってもストリーミングサービスを利用しすぎると、通信制限を受けてしまう可能性があります。

制限を受けた後のデータ速度は契約によって異なりますが、128Kbps~1Mbpsであることが大半です。

ニュースサイトのようなテキスト中心のWebページや、LINEの送受信程度であれば、1Mbpsあればあまり不自由を感じないでしょう。

しかし、動画や音楽のようなデータ容量を多く消費するコンテンツの場合は、極端につながりづらくなってしまいます。

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すぐに動画や音楽を楽しめて便利なストリーミングは、多くの配信サービスで利用され、とても身近になっています。

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