iPhoneからAndroid™へのデータ移行方法は?乗り換えるメリット・注意点も解説

iPhoneからAndroid™へのデータ移行方法は?乗り換えるメリット・注意点も解説
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2025.08.18

iPhoneからAndroid™への機種変更を検討する場合は、データ移行方法やiPhoneとAndroidの違いなどを事前に把握しておくとよいでしょう。

今回は、iPhoneからAndroidへのデータ移行方法を徹底解説します。iPhoneからAndroidに乗り換えるメリットや注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

iPhoneからAndroidへのデータ移行方法

iPhoneからAndroidに乗り換える際は、以下の方法でデータを一括移行できます。

・ケーブルまたはワイヤレス接続によるデータ移行方法

・Googleドライブや移行アプリを用いるデータ移行方法

LINEやゲームアプリなど、一括移行できない一部のアプリについては、別途個別に引き継ぎを行いましょう。

ケーブルまたはワイヤレス接続によるデータ移行方法

Androidスマホの初期設定を実施する際に、以下の手順でiPhoneからのデータ移行が可能です。

1.iPhoneとAndroidスマホの双方が80%以上充電されていることを確認する

2.iPhoneのFaceTimeおよびiMessageをオフの状態に切り替える

3.iPhoneとAndroidスマホをケーブルまたはワイヤレス(Wi-Fi®)で接続する

4.Androidスマホの初期設定画面に表示される手順に沿って、連絡先や写真などの移行するデータを選択し、画面下部の「コピー」をタップする

ワイヤレスで移行する場合は、App Storeから「Android Switch」アプリをiPhoneにインストールしてください。

iMessageのテキストや音楽など、ワイヤレスでは転送できないデータも存在するため、ケーブルでの接続を推奨します。

なお、移行するデータの量や通信環境によっては、移行が完了するまでに最大48時間ほどかかるケースもあります。その間スマホを利用できない可能性があることを踏まえて、時間は十分に確保しておきましょう。

Googleドライブや移行アプリを用いるデータ移行方法

以下の手順で、Googleドライブのバックアップ機能を活用してiPhoneからAndroidにデータ移行することも可能です。

1.iPhoneにGoogle ドライブアプリをインストールし、起動する

2.メニューアイコンから「バックアップ」に進み、「バックアップを開始」をタップする

3.移行したい項目をタップする

4.AndroidスマホでGoogleアカウントにログインし、Google ドライブアプリを起動する

5.「設定」の「同期」で、移行したい項目をオンに設定すると同期・移行できる

携帯電話会社によっては、独自のデータ移行アプリ・サービスを提供しているケースがあります。詳細は各社の公式Webサイトをご確認ください。

一括移行できないアプリのデータ移行方法

LINEやゲームアプリなど、一部アプリのデータは、上述した方法で一括移行できない場合があります。

たとえば、ゲームアプリのアカウント情報やプレイ履歴を引き継ぐ場合、一般的には、アカウント連携や引き継ぎコードの発行などが必要です。

アプリを提供している企業の公式Webサイトでデータ移行方法をチェックし、個別に対応しましょう。

LINEのデータ移行方法

代表例として、LINEのデータ移行方法を紹介します。LINEのデータ移行方法は、機種変更前のiPhoneが手元にあるかどうかで異なります。

iPhoneが手元にある場合は、以下の手順でデータ移行が可能です。

1.事前にiPhoneおよびAndroidスマホのOSやLINEアプリを最新バージョンにアップデートしておく

2.AndroidスマホでLINEアプリを起動し、「ログイン」>「QRコードでログイン」>「QRコードをスキャン」の順にタップする

3.iPhoneでLINEアプリを起動し、「ホーム」>「設定(歯車のアイコン)」>「かんたん引き継ぎQRコード」から、QRコードを表示させる

4.AndroidスマホでQRコードを読み取ると、iPhoneで「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示される

5.「はい、スキャンしました」をチェックして「次へ」をタップし、ロック画面解除に用いている方法(パスコードや指紋認証、顔認証など)で本人確認を実施する

6.Androidスマホで「ログイン」をタップしてログインし、「トーク履歴を復元」>「次へ」の順にタップする

7.表示内容を確認しながら、引き継ぎ作業を進める

8.引き継ぎ作業が完了すると、LINEアプリのホーム画面が表示される

iPhoneが手元にない場合は、手順2で「ログイン」>「その他の方法でログイン」の順にタップし、「電話番号でログイン」または「Appleで続ける」「Googleで続ける」を選択し、画面の指示に従って引き継ぎ作業を進めましょう。

なお、iPhoneからAndroidへのデータ移行では、アプリ内でバックアップの操作を行っても、以下のデータは引き継げません。

・15日以上前のトーク履歴

・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージ

・通知音の設定

・トークルームの背景画像

・購入済みのLINEコイン残高

・LINEマンガの購入済みマンガコイン など

ただし、有料サービス「LYPプレミアム」会員向けの機能「プレミアムバックアップ」を利用すると、15日以上前のテキストメッセージを含むトーク履歴を引き継げるため、詳細はLINEの公式Webサイトなどをご確認ください。

※参考:あんぜん引き継ぎガイド|iPhoneからAndroidへのLINEの引き継ぎ方法

iPhoneからAndroidに乗り換えるメリット

iPhoneからAndroidに乗り換えるメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

・多種多様な製品が販売されている

・自由自在にカスタマイズできる

・SDカードスロットやイヤホンジャックが搭載された製品が多い

それぞれに関して詳しく説明します。

多種多様な製品が販売されている

さまざまなメーカーが多種多様なAndroidスマホを製造・販売しています。

以下は、Androidスマホのメーカー、ブランドの一例です。

・SONY:Xperia

・Samsung:Galaxy

・SHARP:AQUOS

・FCNT:arrows

(メーカー名:ブランド名)

ブランドごとに複数のモデルが展開されており、それぞれ価格や性能が異なります。さまざまなモデルの中から、使用目的や予算に応じて自分にあったスマホを自由に選べる点が、Androidの大きな特長です。

一方、iPhoneはAppleによってのみ製造・販売されており、Androidスマホに比べると選択肢は限られています。

自由自在にカスタマイズできる

Androidの場合、ランチャーアプリの種類が豊富であり、ホーム画面などを自由自在にカスタマイズできます。

ランチャーアプリとは、ホーム画面のレイアウトやアプリのアイコン、フォントなどを変更できるアプリです。

SDカードスロットやイヤホンジャックが搭載された製品が多い

iPhoneの場合、SDカードスロットが搭載された製品はありません。iPhone 7以降では、イヤホンジャックが廃止されています。

また、2017年に発売されたiPhone X以降、iPhone SEシリーズを除き、iPhone 16までのモデルでは、Touch IDの代わりに顔認証機能「Face ID」が採用されています。

一方、Androidの場合、SDカードスロットやイヤホンジャック搭載のスマホが現在も販売されており、指紋認証に対応している製品もあります。

iPhoneからAndroidに乗り換える際の注意点

iPhoneからAndroidに乗り換える際は、以下の点に注意しましょう。

・製品によってはアクセサリの種類が少ない場合がある

・製品ごとに操作方法や項目名が微妙に異なる

・iPhoneならではの機能・アプリを利用できない

それぞれに関して詳しく説明します。

製品によってはアクセサリの種類が少ない場合がある

iPhoneの場合、さまざまなメーカーから、スマホケースやスマホリングなどのアクセサリが販売されています。家電量販店の店頭などでも、幅広いデザインのアクセサリが手に入ります。

一方、Androidスマホの場合は、メーカーやモデルごとにスマホの形状やカメラの位置、仕様などが異なるため、製品によっては最新モデルでもアクセサリの種類が少なく、店頭では入手が困難な場合もあります。

製品ごとに操作方法や項目名が微妙に異なる

スマホの操作方法やトラブルへの対処方法がわからないときは、家族や友人に相談したり、インターネットやSNSで口コミを調べたりすることがあるでしょう。

iPhoneの場合、OSバージョンごとに仕様変更はあるものの、基本的な操作方法は共通しているため、身近なiPhoneユーザーから情報を得やすいのが特長です。

一方、Androidは製品ごとに操作方法や項目名が微妙に異なるため、同じ製品の利用者が近くにいない場合、適切なアドバイスを得るのが難しく、問題の解決に時間がかかる場合があります。

iPhoneならではの機能・アプリを利用できない

iPhoneには、MacやApple WatchといったApple製品との連携機能が搭載されていますが、Androidにはその機能が搭載されていません。

連携機能だけではなく、iPhone同士で写真や動画を送受信する「AirDrop」など、iPhoneの独自機能をAndroidスマホで利用することはできません。

また、iOS向けブラウザ「Safari」をはじめ、iPhone向けにリリースされたアプリもAndroidスマホでは利用できません。

iPhoneからAndroidに乗り換える前にメリットや注意点を確認しておこう

iPhoneとAndroidスマホにはさまざまな違いがあります。

iPhoneからAndroidへの乗り換えを検討している方は、データ移行方法やメリット、注意点を事前に確認しておきましょう。

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