スマホ2台持ちがおすすめの人は?メリット・デメリットやおすすめの活用法・組み合わせも解説

スマホの2台持ちは、連絡先を仕事と個人で区別できる、データの保存容量が増えるなどのメリットがあります。
一方で、2台持ちによって荷物が増え、管理が大変になるなどのデメリットもあるため、2台持ちする方は注意が必要です。
今回はスマホ2台持ちのメリットやデメリットを解説します。
スマホ2台持ちはどんな人におすすめ?

スマホ2台持ちがおすすめの人や便利なシーンを順番に解説します。
仕事用・個人用など用途に応じて使いわけたい人
スマホを2台持つことで、1台は仕事用として連絡先やタスクを管理し、もう1台はアプリやゲームを楽しむ個人用にする、などの使い方ができます。
勤務時間外は仕事用のスマホの電源を切ることで、仕事と個人の時間にメリハリをつけることも可能です。
たとえば、仕事用には画面が大きく外出先でも業務のファイルが見やすいスマホを選び、個人用にはゲーミングスマホや高画質な写真が撮れるスマホを選ぶなど、用途に合わせた使いわけができるようになります。
通話専用やゲーム、動画など、スマホごとに用途をわけたい人
スマホを2台持っていれば、細かい用途ごとに使いわけることも可能です。
たとえば、1台目は安価なスマホや、機種変更した古いものを通話専用として使い、もう1台は最新スペックで5Gも利用でき、バッテリー容量や画面が大きいスマホを選べば、ゲームや動画視聴をたっぷりと楽しむことができます。
子どものスマホを管理したい人
スマホを2台持ち、2台目を子どもに貸し与える方法もあります。
子どもの年齢によっては、保護者名義での契約と管理が必要です。たとえばApple Account(Apple ID)は、13歳未満の子どもは自分で作成できません。また、Googleアカウントは13歳未満の子どもにはファミリーリンクを通じてのアカウント作成が必要です。
子ども用のアカウントを設定すると、そのスマホでできることを制限したり、利用状況を確認したりできるようになります。
スマホ2台持ちのメリット

スマホを2台持つと、さまざまなメリットが得られます。たとえば仕事用と個人用で明確に使いわけたり、通話とスマホ操作を同時に行ったりする活用法が考えられます。
次項より、スマホ2台持ちならではのメリットを具体的に見ていきましょう。
料金プラン次第で月額利用料金を節約できる
スマホを2台持ちする場合、料金プランの選び方次第で月額利用料金を節約できる場合があります。
たとえば、1台目のスマホには通話と必要最低限のデータ利用量の料金プラン、2台目のスマホにはデータ利用量無制限の料金プランを契約すれば、通話と無制限のデータ通信ができる料金プランよりも安価になるケースがあります。
仕事と個人を完全に切りわけられる
スマホを2台持ちすると、スマホの用途を仕事と個人で完全に切りわけられます。
Android™には、ユーザーの切り替えによって画面の表示や閲覧できるデータを変更できる機能がありますが、同じスマホの中に仕事と個人のデータが共存するリスクは変わりません。
仕事のデータが個人のトラブルで流出してしまった事件は、たびたび発生しています。仕事と個人のデータを1台のスマホにまとめていると、紛失や盗難が起きた際に仕事と個人の両方の面で被害を受けてしまいます。
上記のようなトラブルを起こさないために、スマホを2台持ちするメリットは大きいでしょう。
また、電話やメールなどの連絡が来たときに仕事と個人のどちらの連絡かわかりやすく、発信元や連絡先を混同しなくなることもメリットとして挙げられます。
さらに、スマホが複数台あると、片方を紛失してもすぐに探すことが可能です。
※「iPhoneを探す」についてはこちらをご確認ください。
※「デバイスを探す」についてはこちらをご確認ください。
データの保存容量が増える
スマホを2台持つことで、保存できるデータが増えます。たとえば、データが大きい写真や動画をたくさん撮るスマホと、ファイルサイズが大きいゲームをするスマホをわけている人もいます。
また、購入したときは64GBで十分と思ったものの、使い始めたら足りなくなってしまったケースも考えられます。
iPhoneのように、SDカードのような外部メモリでデータの保存容量を増やせないスマホもあるので、購入後に追加したい場合は買い替えるしかありません。そこで、スマホを2台持ちすれば、買い替えることなく今持っているスマホも利用を続けられます。
通話とスマホ操作が快適になる
1台のスマホでも、通話中にアプリを操作してスケジュールやネットを確認することが可能です(一部の通信環境を除く)。
ただし、アプリの操作中はスマホを耳と口から離す必要があるため、通話しながらスマホを操作するには、イヤホンマイクやスピーカーフォンを使わなければいけません。
人や状況によってはこれらを使いにくいと感じるかもしれませんが、2台持ちにすれば通話とアプリ操作の同時利用が快適になります。
スマホ2台持ちのデメリット

スマホ2台持ちには多くのメリットがありますが、「荷物が増える」、「管理が大変になる」など、物理的にスマホの台数が増えることによるデメリットがいくつかあります。
では、スマホを2台持ちした場合のデメリットを詳しく見ていきましょう。
スマホを2台持ち歩くことになり荷物が増える
スマホが1台だけの場合と比べ、外出時には荷物がかさばります。近年はスマホ本体が大型化しているため、スマホを2台持つと荷物が重くなってしまうこともあります。
2台持ちでもできるだけ荷物を増やしたくない方は、片方はコンパクトなスマホを購入するような工夫をするとよいでしょう。
スマホの管理が大変になる
スマホを2台持つと、管理する手間が増えます。電話帳やメモの保存はもちろん、撮影した写真や動画など、どちらのスマホに保存したか把握しておく必要があります。
また、同時に充電したい場合は充電ケーブルや充電器が複数必要になり、順番に充電する場合でもスマホの端子の種類が異なると、それぞれに対応した充電ケーブルを用意する必要があります。
複数のスマホを同時に充電できる充電器が販売されているため、スマホの2台持ちをする際に充電器の買い替えを検討してもよいでしょう。
以前よりもeSIMに対応したスマホや携帯電話会社が増えているため、単純に複数の携帯電話回線を使いわけたい場合は、スマホを2台持つ必要がないケースもあります。
契約内容や利用方法によっては料金が高くなる
適正な料金プランを選ばなければ、単純にスマホ2台分の月額料金を支払うことになり、割高になってしまうことがあります。
スマホ2台持ちを検討する際は、利用目的にあわせて最適な携帯電話会社や料金プランを選びましょう。
また、一人で複数の携帯電話回線を契約しても家族割引の対象になる場合があります。ただし、2回線だけだと3回線以上のときよりは少ない割引額になるため、回線数にあわせて料金プランを選んだ方がよいでしょう。
スマホ2台持ちのおすすめ組み合わせ例・活用法

スマホを2台持ちする場合には、たとえばiPhoneとAndroidを1台ずつ持つほか、料金プランの組み合わせを「音声通話SIM+データSIM」と「音声通話SIM+音声通話SIM」にする契約方法が考えられます。
ほかにも、2台のスマホならではの組み合わせや利用方法があります。実際に便利なスマホ2台持ちの組み合わせ例を見ていきましょう。
音声通話SIM+データSIM
音声通話SIM+データSIMは、月額利用料金を安価に抑えやすい組み合わせです。
「音声通話SIM」はデータ通信と通話機能の両方が利用でき、「データSIM」はデータ通信のみが利用できます。1台目を通話専用、2台目をデータ通信専用にすると、月額利用料金を抑えてスマホを使いわけられます。
最近では、データ通信を無制限に利用できる料金プランもあります。
通話をメインに利用する料金プランではデータ利用量を最低限にして、通話メインのスマホでインターネットを利用するときは、データ通信を無制限に利用できるスマホからテザリングでつなぐ方法を活用してみましょう。
音声通話SIM+音声通話SIM
「音声通話SIM+音声通話SIM」は、仕事で顧客に電話番号を知らせる必要がある人におすすめの組み合わせです。
仕事用のスマホと個人用のスマホで音声通話が可能な電話番号を2つ持てるため、休日に仕事の電話がかかってきても、勤務日とは対応をわけられるようになります。
また、最近ではSNSの登録に電話番号が必須となっていることがあり、複数のアカウントを使いわけたい人はその分だけ音声通話SIMの契約が必要になります。
iPhone+Android™︎
1台目のスマホをiPhone、2台目のスマホをAndroidと選ぶパターンのように、異なるOSのスマホを持つことで用途の幅が広がります。
それぞれのOSにしかない機能やアプリなども多く、用途にあわせて使いわけることが可能です。
たとえば、イラストを描いたり写真や動画を撮ったりする場合はiPhone、ゲームを楽しむ場合はAndroidのような使いわけをしてもよいでしょう。
小さいスマホ+大きいスマホ
スマホのサイズは種類によって異なります。小さいスマホは持ち運びしやすく、片手で操作しやすいですが、映画や動画の画面が小さく、迫力を感じない場合があります。
一方で、画面サイズが大きいと映画や動画が見やすいですが、スマホを手にもって通話するにはサイズが大きく、持ち運ぶ際に不便に感じるかもしれません。
そのため、小さいスマホと大きいスマホを組み合わせることも選択肢のひとつです。
たとえば、1台は通話専用として持ち運びに便利な小さいスマホを持ち、もう1台はバッテリー容量が大きく画面も大きいスマホを選べば、通話がしやすく、ゲームや動画の視聴もしやすくなります。
スマホの2台持ちに関するよくある質問

次項より、スマホの2台持ちに関するよくある質問に順番に回答します。
2台目はiPhoneとAndroidのどちらがよい?
スマホの種類は大きくわけてiPhoneとAndroidの2種類があり、次の表のような違いがあります。
|
iPhone |
Android |
---|---|---|
OS |
iOS |
Android OS |
メーカー |
Apple |
さまざまなメーカー |
価格 |
高い傾向がある |
廉価品から高級品まで充実している |
操作性 |
シンプルでわかりやすい |
カスタマイズが可能 |
アプリの自由度 |
審査が厳しい |
自由度が高い |
iPhoneとAndroidは特徴が異なり、それぞれ特有のメリットやデメリットがあるため、どちらがよいとは断言できません。
しかし、スマホのOSを1台目と2台目で揃えた場合、同じOS同士なので連携がスムーズになります。
また、iPhoneならiPadやApple Watch、Androidなら同じAndroidタブレットやGoogle Pixel Watchなどの同じOSをインストールしていると連携もしやすいです。
同じOS同士なら、データの共有やメッセージの確認などがしやすく、また同じ有料アプリを使う場合に買い直す必要がないなどのメリットがあります。
一方で、スマホのOSを1台目と2台目で揃えない場合は、片方のプラットフォームで配信していないアプリや機能が利用できるなどのメリットを得ることが可能です。
2台目のスマホを選ぶときは、1台目のスマホとの連携や機能の違いなどを検討して選びましょう。
デュアルSIMやユーザーの切り替えとの違い
複数の携帯電話回線を契約して使いわけたい場合、スマホを2台持つこと以外にもデュアルSIMやeSIMを使う方法があります。最近はデュアルSIMやeSIMに対応したスマホが普及しており、1台のスマホで2つ以上の携帯電話回線を利用できます。
携帯電話回線を2つ契約して電話番号を2つ持ちたいと考えている方は、デュアルSIMやeSIMに対応したスマホを検討してみましょう。
ただし、Androidスマホにはユーザーアカウントを切り替える機能があるため、SIMの設定との切りわけができずに混同してしまうことも少なくありません。
2台持ちの場合はスマホ本体を使いわけますが、デュアルSIMの場合は1台のスマホで携帯電話回線を、ユーザーの切り替えでは1台のスマホでアカウントを、用途によって使いわけます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
|
メリット |
デメリット |
---|---|---|
スマホ2台持ち |
用途によって明確な使いわけが可能 |
荷物・管理の手間が増える |
デュアルSIM |
スマホが1台で済む |
デュアルSIM対応のスマホが必要 |
ユーザー切り替え |
ユーザー別にアプリやデータを管理は可能 |
携帯電話回線の切り替えはできない |
スマホを2台持ちしたい理由が、2種類の携帯電話回線と契約して電話番号を2つ持ちたい場合なら、スマホ2台持ちやデュアルSIMがおすすめです。
用途にあわせてスマホを使いわけたい、異なる機能を使いたいなどの場合なら、スマホ2台持ちが適しています。
仕事と個人でデータやアプリを簡単にわけたい場合は、ユーザーの切り替えを検討してみましょう。
スマホ2台持ちとデュアルSIMやユーザーの切り替えはメリットやデメリットが異なるため、ご自身の目的や理由にあった方法を選ぶとよいでしょう。
|
概要 |
---|---|
デュアルSIM |
物理的なSIMカードスロットが2つある |
eSIM |
スマホに内蔵されているSIM |
スマホの2台持ち向けのケースってある?
スマホを2台同時に持ち歩くことができるケースは、専門店やECサイトなどで販売されています。
ケースによってスマホの収納方法や持ち方、デザイン、カラーなどが異なるので、気に入った商品を選びましょう。
スマホとガラケーの2台持ちは?
ガラケーとは、従来型の携帯電話であるフィーチャーフォンを指す言葉です。日本独自の進化を遂げたことから「ガラパゴスケータイ」と呼ばれており、略してガラケーと呼ばれています。
携帯電話を2台持つ場合の組み合わせでスマホとガラケーの2台持ちは選択肢のひとつになりますが、3Gのみ対応のガラケーを利用している場合は、3Gサービスの終了とともに通信ができなくなります。
スマホの方がディスプレイは大きく、便利なアプリが利用できるので、携帯電話を2台持つなら、スマホの2台持ちの方がよいです。
料金プラン次第でスマホ2台持ちでも月額利用料金を節約できる
スマホを2台持っていると、仕事用と個人用で使いわけたり、通話とアプリ操作のように異なる作業を同時に行ったりできます。コンプライアンスや情報管理が重要視される昨今、仕事と個人でスマホをしっかり使いわけることは大切でしょう。
また、2台のスマホで料金プランを組み合わせることによって、さらに自分にあった使い方ができます。
通話アプリや料金プランなどを検討し、2台のスマホそれぞれに適した携帯電話会社を選ぶとよいでしょう。
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