iPhoneを売る前にすることは?データ移行や初期化などやるべきことを一覧で紹介

iPhoneを売る前には、いくつか事前に済ませておくべき準備があります。データ移行やアプリ・電子マネーの引き継ぎ、初期化などの作業を適切に行うことで、安心して手放すことが可能です。
今回は、iPhoneを売る前にすることや、高く売るためのコツ、iPhoneを売るときによくある質問を紹介します。
iPhoneを売る前にすることは?
自分が使っていたiPhoneを他人や業者に売却したり、下取りに出したりする前に準備すべきことは、次のとおりです。
- 製造番号(IMEI)を確認する
- ネットワーク利用制限を確認する
- バックアップをする
- データ移行をする
- アプリの引き継ぎをする
- 電子マネーの引き継ぎをする
- Apple製品とのペアリングを解除する
- iMessageの設定をオフにする
- 「盗難デバイスの保護」を解除する
- 「iPhoneを探す」をオフにする
- iCloudからサインアウトする
- 本体を初期化する
- 電源をオフにする
- SIMカードを取り出す
- 本体を清掃して充電する
それぞれの準備について詳しく見ていきましょう。
製造番号(IMEI)を確認する
まずは、iPhoneの製造番号(IMEI)を確認しましょう。
iPhoneを売る際にはネットワーク利用制限の確認が必要で、確認の際に製造番号(IMEI)の入力を求められます。また、後述するSIMロック解除の際にも製造番号(IMEI)の入力が必要です。
iPhoneの製造番号(IMEI)は、「設定」アプリ>「一般」>「情報」から確認できます。

また、機種によってはOS標準の「電話」アプリで「*#06#」を入力することで製造番号(IMEI)を確認できることがあります。

「設定」アプリやOS標準の「電話」アプリから確認した際に、「IMEI」と「IMEI2」が表示されているときは「IMEI」、「IMEI1」と「IMEI2」が表示されているときは「IMEI1」の方を確認してください。
※製造番号(IMEI)について詳しくは、こちらをご確認ください。
ネットワーク利用制限を確認する
売却前に、iPhoneのネットワーク利用制限の状態を確認しておきましょう。
ネットワーク利用制限は、分割払いが滞った端末や不正契約・不正取得された端末に制限をかけるものです。制限がかかると、通信・通話が利用できなくなります。
ネットワーク利用制限の状態は、携帯電話会社が提供する専用の照会ページから確認できます。照会ページでは、以下のような判定が表示されます。
- ○:利用可能
- △:利用可能だが、分割払いの滞納などで利用制限となる可能性がある
- ×:利用制限中
- -:製造番号(IMEI)が確認できない
「△」判定(分割払い中)の場合は、売却前に残債を一括清算して「○」となるようにしましょう。支払いを滞りなく完了させることは、端末の所有者としての責任であるとともに、買取時のトラブルを防ぐことにもつながります。
「△」でも中古販売店などで売却できることが多いですが、買い取り価格は基本的に減額されます。一方、「×」の場合は多くが買い取り不可となりますが、大幅減額などで売却できるケースもあります。
※ネットワーク利用制限について詳しくは、こちらをご確認ください。
バックアップをする
データ移行などの前に、万が一のデータ消失に備えてバックアップを取っておきましょう。iPhoneでは、以下の手順でバックアップを実行できます。
- 「設定」アプリ>「(ユーザ名)」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」をタップする

- 「今すぐバックアップを作成」をタップする

※iPhoneのバックアップについて詳しくは、こちらをご確認ください。
データ移行をする
新しいスマホが手元にある場合は、データ移行を行いましょう。
iPhone同士の場合は、クイックスタートによりワイヤレスでデータ転送が可能です。新しいiPhoneの初期設定から、クイックスタートが実行できます。
また、iPhone同士の場合、携帯電話会社が対応していれば、今まで使用していたiPhoneのeSIM(本体に内蔵されたデジタル式のSIMカード)も、eSIMクイック転送により新しいiPhoneへ直接転送できます。
新しいiPhoneの初期設定の中で電話番号を転送するよう案内された場合は、画面の案内に従ってeSIMの転送が可能です。初期設定後でも「設定」アプリ>「モバイル通信」>「eSIMを追加」または「モバイル通信を設定」から、eSIMの転送を行えます。
Android™スマホへの移行の場合は、Google公式の機能を利用することでワイヤレス/有線でデータ転送できます。ただし、eSIMは通常、Androidスマホへ移行する際には再発行が必要です。
※eSIMについて詳しくは、こちらをご確認ください。
※iPhoneのデータ移行について詳しくは、こちらをご確認ください。
※スマホのデータ移行について詳しくは、こちらをご確認ください。
アプリの引き継ぎをする
データ移行とは別に、「LINE」アプリやゲームアプリなど一部アプリのデータ(トーク履歴やゲームのプレイ記録など)は別途引き継ぎが必要です。
「LINE」アプリのデータは、iPhoneの場合、クイックスタートを利用した手順や、以前使用していた製品のQRコードを読み取る手順などで、引き継ぎが可能です。ゲームアプリの引き継ぎ方法は、各ゲームの公式Webサイトなどで確認できます。
ほかにも、登録台数が限定されているサービスでは、各サービスが定めている正式な手順で機種変更を行わないと1台分の利用枠を失うことがあります。特に、有料プランが用意されているWebサービスや、個別にアイテムを購入するタイプのサービスでは、サポート情報を事前に確認しましょう。
※LINEの引き継ぎ方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
※アプリ全般の引き継ぎ方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
電子マネーの引き継ぎをする
電子マネーは、データ移行とは別に引き継ぎ作業が必要になることがあります。各電子マネーの公式Webサイトなどで手順を確認して、引き継ぎを行いましょう。
ただし、モバイルSuicaなどの交通系ICカードは、iPhone同士の場合、初期設定の際に引き継ぐことが可能です。また、初期設定完了後に以下の手順で引き継ぐこともできます。
- 古いiPhoneのウォレットでモバイルSuicaを削除する(サーバーにデータを退避)
- 新しいiPhoneのウォレットで「+」>「以前ご利用のカード」からカードを追加する
※各電子マネーのデータ移行方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
Apple Payに登録していたクレジットカード情報は、クイックスタートによって移行が可能です。ただし、新しいiPhoneを利用する際に、セキュリティコードの再入力が求められます。
※Apple Payについて詳しくは、こちらをご確認ください。
Apple製品とのペアリングを解除する
iPhoneを売却する前に、Apple製品とのペアリングを解除しておきましょう。Apple Watchとのペアリングは、以下の手順で解除できます。
- Apple WatchとiPhoneを近くに置く
- iPhoneでApple Watchアプリを開く
- 「マイウォッチ」タブで「すべてのWatch」をタップする
- Apple Watchの横にある「i(情報ボタン)」をタップする
- 「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップする
- 「(Apple Watchの名前)とのペアリングを解除」をタップする
- 画面の案内に従って解除を完了させる
AirPodsとのペアリングは、以下の手順で解除できます。
- 「設定」アプリ>「Bluetooth」をタップする
- 「(AirPodsの名前)」の横にある「i(情報ボタン)」をタップする
- 「このデバイスの登録を解除」をタップする
iMessageの設定をオフにする
Androidスマホへ移行する場合は、iMessageの設定をオフにして登録を解除します。なお、iMessageは、Apple製の端末でしか使えません。
SIMカードをすでに新しいスマホに移し替えてある場合は、SIMカードをiPhoneに装着し直してから手順を実行しましょう。また、SIMカードを差し替える際は、必ずスマホの電源を落としてください。
iMessageは、以下の手順でオフにできます。
- 携帯電話回線に接続されているか確認する(接続されていない場合は接続を行う)
- 「設定」アプリ>「アプリ」>「メッセージ」をタップする

- 「iMessage」をオフにする

「盗難デバイスの保護」を解除する
「盗難デバイスの保護」は、普段利用している場所から離れているときに、セキュリティを強化する機能です。iPhoneを売却する際は、「盗難デバイスの保護」を解除しておきましょう。
「盗難デバイスの保護」を解除する手順は、以下のとおりです。
- 「設定」アプリ>「Face IDとパスコード」をタップする
- iPhoneのパスコードを入力する
- 「盗難デバイスの保護」をタップする
- 「盗難デバイスの保護」のスイッチがオンの場合、タップしてオフにする

- iPhoneがよく利用する場所と認識している場合、生体認証が実行され、すぐオフに切り替わる

iPhoneをよく利用する場所以外や店舗で「盗難デバイスの保護」をオフにする場合、すぐには解除されず、1時間程度の待機時間が発生します。1時間後に「セキュリティ継続終了」の通知が届き、通知から操作を行って盗難デバイスの保護をオフにできます。
なお、「セキュリティ継続が必要」の項目が「常に」に設定されている場合も、セキュリティ継続の手続きが求められます。
また、「盗難デバイスの保護」がオンのままの場合、店舗でパスワードを変更しようとすると、セキュリティ機能により同様に1時間程度の待機時間が発生する可能性があります。
※盗難デバイスの保護について詳しくは、こちらをご確認ください。
「iPhoneを探す」をオフにする
「iPhoneを探す」は位置情報を利用してiPhoneを探せる機能です。
「iPhoneを探す」がオンの場合、紛失・盗難の際に第三者に不正利用されないようにするための仕組みである「アクティベーションロック」が有効になります。アクティベーションロックが有効のままだと、次の持ち主が使えなくなるおそれがあります。
「設定」アプリから初期化すると通常、「iPhoneを探す」とアクティベーションロックはオフになります。念のため、事前に「iPhoneを探す」とアクティベーションロックをオフにしておくと、より安心してiPhoneを手放すことができます。
「iPhoneを探す」は、以下の手順でオフにできます。
- 「設定」アプリ>「(ユーザ名)」>「探す」>「iPhoneを探す」をタップする

- 「iPhoneを探す」のスイッチをタップしてオフにする

※「iPhoneを探す」について詳しくは、こちらをご確認ください。
※アクティベーションロックについて詳しくは、こちらをご確認ください。
iCloudからサインアウトする
売却する前に、iCloudからサインアウトしておきましょう。ただし、iCloudからサインアウトすると、App Store、iMessage、FaceTimeからも自動的にサインアウトされます。そのため、必要な引き継ぎが終わってからサインアウトするようにしましょう。
iCloudからのサインアウトは、以下の手順で実行できます。
- 「設定」アプリ>「(ユーザ名)」>「サインアウト」をタップする

- 「このiPhoneを消去」または「消去せずにサインアウト」をタップする(「このiPhoneを消去」を選ぶ場合は、すべての移行作業を終えておく)

- 画面の案内に従ってサインアウトを完了させる
本体を初期化する
すべての移行作業を終えた後で、最後に本体の初期化を実行する場合は、以下の手順で初期化しましょう。iPhone本体を初期化すると、工場出荷時の状態に戻ります。
- 「設定」アプリ>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」をタップする

- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする

- 画面の案内に従って初期化を実行する
なお、eSIMを利用している場合は、途中で「eSIMを削除」するかどうかの選択肢が表示されます。売却や譲渡が目的であれば、必ず「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択してください。
※iPhoneの初期化について詳しくは、こちらをご確認ください。
電源をオフにする
初期化完了後は、初期設定のための「こんにちは」の画面が表示されます。売却して手放す際は、その画面が表示されたことを確認してから電源をオフにしておきましょう。
電源は、以下の手順でオフにできます。
- 電源オフスライダを表示する(iPhone X以降は片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し、iPhone SE/iPhone 8以前はサイドボタンを長押しして電源オフスライダを表示する)
- スライダをスライドして電源オフにする
SIMカードを取り出す
今まで使っていたiPhoneでSIMカードを利用していた場合は、本体からSIMカードを取り出しましょう。
本体側面などにSIMカードをセットするSIMカードトレイがあります。SIMカードトレイのそばにある小さな穴にSIMピン(SIMカードトレイを引き出すための専用のピン)を差し込むと、SIMカードトレイが引き出せます。
※SIMカードの取り出し方法について詳しくは、こちらをご確認ください。
本体を清掃して充電する
iPhoneを売却する際は、本体を清掃して充電まで済ませておきましょう。
本体の清掃は、クリーニングクロスなどの糸くずの出ない柔らかい布を少し湿らせて、開口部に湿気が入り込まないように注意しながら、本体表面を拭きましょう。
消毒剤を使う場合は、以下のものを使用します。消毒後は、水で少し湿らせた糸くずの出ない柔らかい布で再度拭きます。
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- 75%エチルアルコール含有ワイプ
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iPhoneを高く売るコツ

ここからは、iPhoneを高く売るために押さえておきたいコツを紹介します。
なお、発売から年月が経過しているモデルや、極端にバッテリーが消耗している場合は、以下の対策を行っても高値がつかないケースがある点に注意してください。
付属品を揃える
外箱や充電ケーブルなどの付属品が揃っていると、その機種の最高査定額に近づきやすいとする業者もあります。付属品を捨てずに保管している場合は、iPhone本体と併せて買い取りに出せるように、一式手元に揃えておきましょう。
ただし、携帯電話会社が提供する下取りサービスでは、付属品の有無が価格に影響しないケースもあります。利用するサービスごとに、事前に査定基準を確認しておきましょう。
可能な限り綺麗な状態にする
画面の割れやiPhone本体の傷がないことはもちろん、指紋や皮脂汚れを拭き取っておくだけでも査定時の印象は変わります。日頃からケースや保護フィルムを使用して傷を防ぎ、売却前にはクリーニングクロスなどで丁寧に清掃しておきましょう。
SIMロックを解除する
SIMロックとは、携帯電話会社が自社で販売するスマホに、自社回線でのみ利用できるように製品にロックをかけるものです。
2021年10月以降に発売された機種は原則としてSIMロックがかかっていません。ただし、それ以前のモデルは、売却前にロックを解除しておきましょう。
SIMロックを解除しておくことで、買い取った業者が再販しやすくなるため、その機種の最高査定額に近い金額での買い取りが期待できます。SIMロックの解除は、携帯電話会社の会員ページなどから行えます。
※SIMロック解除の手順について詳しくは、こちらをご確認ください。
iPhoneを売るときによくある質問
iPhoneを売るときによくある質問をまとめています。
分割払いの途中でもiPhoneを売ることはできる?
中古販売店などでは、分割払いの途中のiPhoneでも売却できる場合があります。
分割払いの途中である場合、ネットワーク利用制限は「△」の判定となることが多いです。そのため、分割払いが完済していてネットワーク利用制限が「○」の場合よりも、買い取り価格は低くなる可能性があります。
iPhoneを売るときにeSIMの場合はどうしたらいい?
iPhone同士の買い替え・機種変更の場合、今まで使っていたiPhoneで利用していたeSIMは、eSIMクイック転送の機能で直接転送できます。一方、Androidスマホへ移行する場合は、新しいスマホでeSIMを再発行することでeSIMの利用を継続できます。
詳しくは「データ移行をする」をご確認ください。
箱や付属品がなくても売れる?
箱や付属品がなくても、基本的には売却可能です。ただし、査定基準は売却先によって異なるため、買い取り価格が下がる可能性があります。
その点、多くの携帯電話会社では、そもそも付属品の返却を求めておらず、本体のみで査定されます。この場合、箱や付属品がなくても下取り価格に影響することはありません。
iPhoneを売る前にすることを知って、安心して買い替えを進めよう
iPhoneを売却する際は、バックアップ、データ移行、アプリ・電子マネーの引き継ぎ、初期化など、いくつかの準備を済ませておくことで安心して製品を手放せます。
ぜひ必要な準備を済ませて、万全の状態で売却や買い替えを進めましょう。
また、スマホを売却して買い替え・機種変更するなら、スマホの下取りサービスも利用できることがあります。併せて携帯電話会社の乗り換えを検討すれば、料金プランの見直しにつながります。
※楽天モバイルでは「スマホ下取りサービス」を提供しております。詳細については、こちらをご確認ください。
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