YouTube Kidsとはどんな動画サービス?YouTubeとの違いや利用方法を解説

YouTube Kidsとはどんな動画サービス?YouTubeとの違いや利用方法を解説
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2023.01.12

「大人向けの動画が多いから、小さい子どもにYouTubeを見せるのが不安」とお悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、今回紹介する「YouTube Kids」です。

YouTube Kidsとは、未就学児から12歳までの小学生が対象になっているYouTubeの子ども向けサービスです。

子どもが安心して利用できるよう、フィルタリング機能や視聴時間を制限するタイマー機能など、さまざまな工夫が凝らされています。

通常のYouTubeよりも安心・安全に子どもに利用させられるYouTube Kidsについて、特徴やアカウントの作成方法を解説していきます。

目次

YouTube Kidsとは、未就学児から小学生を対象にした子ども向けYouTube

YouTube Kidsは、利用する子どもの年齢にあわせて、子ども向けに細かな設定ができるサービスです。

保護者が見せたいチャンネルや内容を細かく設定でき、視聴できる動画をフィルタリングしたり、タイマーを設定して視聴時間を制限したり、子どもが視聴した番組や内容、時間などを確認・管理できるので、安心して子どもに視聴させられるのが特徴です。

YouTube KidsはYouTubeと同様に、スマホやタブレット、ゲーム機、テレビなど、さまざまなデバイスで視聴できます。

YouTube Kidsのアプリ版は、無料で利用している場合、通常のYouTubeと同様に定期的に広告が表示されます。しかし、アカウントの紐付けがされている保護者がYouTube Premium※を利用している場合は、広告が表示されなくなります。

※YouTube Premiumについてはこちらをご参照ください。

YouTube Kidsで設定できる項目は大きく分けて7種類

YouTube Kidsで保護者が設定・操作できる項目は、大きく分けて以下の7種類です。

1)子ども用のプロフィールを最大8つまで作成でき、子ども1人ひとりにあった設定やおすすめ動画などが紐付けできる
YouTube Kidsは、アプリ内に8つまでプロフィールを作成できます。兄弟や姉妹がいる家庭でも、年齢が異なる子ども1人ひとりに適したフィルタリングを設定したり、視聴の状況を見守れたりします。

2)子どもが視聴できるコンテンツレベルを設定・変更することで年齢にあったフィルタリングを設定できる
YouTube Kidsでは、年齢に適した動画を視聴できるようにコンテンツレベルを設定できます。

「未就学児向け」、「小学校低学年向け」、「小学校高学年向け」の3段階があり、コンテンツレベルを変更することで、視聴できる動画や音楽が変更されます。

3)コンテンツをブロック、または共有する
不適切な動画や、刺激が強い動画など、子どもに視聴させたくないコンテンツやチャンネルをブロックできます。また、子どもが要望してきたときにも動画を見せられるよう、コンテンツやチャンネルを共有することもできます。

4)YouTube Kidsの検索機能をオフにし、勝手に検索させないようにできる
検索機能をオフにすることで、子どもが勝手に検索をして、好きな動画を見ないように設定できます。

5)子どもの再生履歴を確認、削除できる
子どもがどの動画を再生していたのか、履歴を確認することで、子どものYouTubeの使い方を見守れます。また、子どもが見た動画の履歴を削除することもできます。

6)視聴時間に制限をかけるタイマー機能がある
子どもが際限なく動画を見てしまわないように、視聴時間を制限できるタイマー機能があります。

7)自動再生を無効にし、視聴できる動画を管理する
自動再生の機能をオフにして、保護者が再生した動画のみを視聴できるように管理できます。

YouTube Kidsのプロフィール作成とコンテンツ設定の方法

YouTube Kidsを利用するためには、子どものプロフィールが必要です。子どものプロフィールを作成するには、事前に保護者のYouTubeアカウントを用意しておきましょう。

※アカウント作成の詳細や手順については、「YouTube でアカウントを作成する」をご確認ください。

子どものプロフィールの作り方(YouTube Kidsブラウザ版)

1)保護者としてYouTube Kidsにログインするため、年齢認証を行う
https://www.youtubekids.com/にアクセスし、「私は保護者です」をクリックします。続いて、年齢確認のために保護者が生まれた年を入力します。

2)YouTube Kidsに使用したいGoogleアカウントでログインする
保護者の年齢確認が適切に行われたら、YouTube KidsにGoogleアカウントでログインします。

子どものプロフィールと紐付けたいアカウントを選択し、ログインしてください。すでにYouTubeにログインしていても、再度パスワードを入力する必要があります。

3)子どものプロフィールを作成する
子どもの名前と年齢、誕生月を入力し、プロフィールを作成します。

4)子どもの年齢に適したコンテンツの設定
子どもの年齢にあったコンテンツ設定を行います。Webからは4歳以下の未就学児向け、5~8歳の小学校低学年向け、9~12歳の小学校高学年向けの、3つの大きなカテゴリから設定できます。

視聴できるコンテンツの詳細な設定や、視聴できる時間の制限などは、YouTube Kidsモバイルアプリが必要です。

「次へ」を押して設定を進めると、続いて検索機能のオン/オフの設定を行えます。この設定は、プロフィール作成後、設定を変更することが可能です。

検索の設定が完了すると、子どものプロフィールが作成されました。

子どものプロフィール作成が完了すると、YouTube Kidsのトップ画面が表示され、コンテンツ設定にマッチする動画が配信されます。

子どものプロフィールの作り方(YouTube Kidsアプリ版)

YouTube Kidsアプリをはじめて起動すると、設定画面が表示されます。

1)保護者としてアプリを起動する
アプリの起動画面で「私は保護者です」をタップし、保護者が生まれた年を入力します。

続いて、保護者のGoogleアカウントでログインします。YouTubeアプリにすでにログインしていても、再度パスワードの入力が必要です。

2)子どものプロフィールを作成する
子どもの名前や年齢を入力し、プロフィールを作成します。

子どもの年齢にあわせ、コンテンツ設定を選択します。

プロフィールが作成されました。

子どものプロフィール作成が完了し、ホーム画面に戻ると、コンテンツ設定に合った動画が配信されます。

YouTube Kidsアプリで視聴できるコンテンツを細かく設定する方法

YouTube Kidsアプリでは、子どもが視聴できるコンテンツをさらに細かく設定できます。設定を行うと、自動的に検索機能が利用できなくなります。

プロフィールの選択画面やトップ画面の右下にある、錠前のアイコンをタップします。

右下に表示されたメニューから「設定」をタップします。

一覧から設定の変更を行うお子様用プロフィールをタップします。

再度パスワードの入力を行い、保護者のGoogleアカウントにログインします。

お子様用プロフィールから、コンテンツ設定内の「設定を編集」をタップします。

一番左側にある「保護者が許可したコンテンツ」をタップします。このメニューはYouTube Kidsブラウザ版では表示されません。

YouTube Kidsで配信されている動画コンテンツのチャンネルが表示されるので、視聴を許可したいチャンネルの右上にある「+」をタップします。

タップすると「コレクション」に表示が変更され、許可するコンテンツに追加されます。選択が終わったら、右下にある「完了」のボタンをタップします。

設定が完了すると、許可したチャンネルだけが子ども用のトップ画面に表示されます。このチャンネルの許可は、子どもの成長にあわせて、いつでも自由に変更できます。

YouTube Kidsアプリで視聴できる時間を設定する方法

プロフィールの選択画面やトップ画面の右下にある、錠前のアイコンをタップします。

右下に表示されたメニューから「タイマー」をタップします。

子どもがYouTube Kidsを視聴できる時間を設定します。制限時間を超えると、YouTube Kidsがロックされ、動画を視聴できなくなります。

YouTube Kidsをテレビで見るには?

YouTube Kidsをテレビの画面で映すには、以下の方法で表示することができます。

Android™
Chromecastを使用して、スマホの画面をテレビにミラーリングします。続いて、スマホの画面にYouTube Kidsを表示します。

iPhone/iPad
Apple TVを使用して、iPhone/iPadの画面をテレビにミラーリングします。続いて、iPhone/iPadの画面にYouTube Kidsを表示します。

※ミラーリングの詳細な手順や方法についてはこちらをご参照ください。

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